当店ではあちらこちらに鈴木裕見子先生の絵画が飾られています。それぞれ陰影が強調された力強く写実的な絵ですが、女流画家ならではの空気感とでも言うのでしょうか 細やかさ、そしてその奥に潜んでいる物語性が見る人を引きつけます。お時間が有れば 一度その鈴木裕見子ワールドで空想の旅にひたってみませんか…
追伸:鈴木先生は充電期間も終わり 現在個展に向けて精力的に創作活動中のようです。とても楽しみですね。
大切な日の朝に 2005年 鈴木裕見子作 油彩 |
バラをモチーフにした当店の象徴的な絵です。 凛とした朝の空気にこれから始まる一日がとて も大切な日であろう事をうかがわせます。バラ や花梨そしてマスカット、高貴な香りにつつま れて…それはそれは素晴らしい一日の始まりな のでしょう… ![]() 大切な日の朝に 部分 |
仲秋の夜 2003年 鈴木裕見子作 油彩 |
バロックを思わせる光と影のコントラストが強 調された絵ですが、不思議な事に画面全体がと ても暖かくて優しい空気に包まれています。瑞 々しく描かれた カボチャ・カキ・カラスウリ がまるでワイワイお喋りしているかのよう。部 屋の中ではきっと仲の良い家族が一家団らんで お月見でもしているのでしょうか… ![]() 仲秋の夜 部分 |
モルトフォンテーヌの思い出 2000年 鈴木裕見子作 油彩 |
背景に鈴木先生が敬愛してやまないコローの名作 「モルトフォンテーヌの思い出」が描かれていま す。そしてこの名画に先生お得意の葡萄とレース が何の違和感もなく溶け込んでいるのが驚きです ね。因みにこの精緻なレース、一筆一筆 実際に 編こむように描いているそうです。いったい、こ れだけでどのくらいの時間を要したのでしょう… ![]() モルトフォンテーヌの思い出 部分 |
春の贈り物 2008年 鈴木裕見子作 油彩 |
スズラン、ポピーにチューリップ。おさえた色調 を背景に 色鮮やかな春の花々が浮かび上がりま す。ふとテーブルの上に目をやると 花束に使わ れたであろう真っ赤なリボンに未だ蕾のチューリ ップ そして真珠の指輪に添えられるように置か れた一通の手紙。そこにはいったいどんな言葉が つづられているのでしょう… ![]() 春の贈り物 部分 |
水彩小作品
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すももとバラを描いた水彩小作品2点。どちらも水彩画らしい透明感に満ちた作品です。その柔らかい色彩とタッチに癒されます。 ![]() |